保活中に役立った各保育園の評価・口コミがわかるサービスを紹介します。(無料・登録不要のサービスです)
この記事はこんな人におすすめ。
- これから保活する人
- 保活中で保育園選びに悩んでいる人
- 転園を検討している人
- 今通っている保育園の評価を知りたい人
これから保活する方、現在保活中の方々のお役に立てますように。
保育園の選び方
保育園を選ぶときのポイントってなんだろう…??
保活中、誰しもが悩むポイントだと思います。
何を基準に選ぶかは、何を重視するのか各家庭によって異なります。
モンテッソーリの園、英語の授業がある園、リトミックがある園、etc…
しかし、みなさんに絶対にチェックしてほしいのは安全対策がされているかどうか。
保育園の安全性は必ずチェックすべし
幼稚園バスでの死亡事故ニュースや園内での死亡事故ニュースなど記憶に新しい方も多いと思います。
大切な愛しいわが子を預けるには、安全性は第一。
HPをチェックしたり、保育園見学にいったりすることも1つの方法ですが、園の口コミ・評価がわかる第三者評価サービスもぜひチェックしてください!
第三者評価サービスとは
第三者評価サービスの概要
第三者評価サービスとは、公正中立な第三者機関が客観的な立場から保育園などの福祉施設の評価を行うサービス。
質の高い福祉サービスを事業者が提供するために、保育所、指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、障害者支援施設、社会的養護施設などにおいて実施される事業について、公正・中立な第三者機関が専門的・客観的な立場から評価を行う仕組み
全国社会福祉協議会HPより
職員や保護者へのアンケートを実施したり、専門機関が直接保育園を調査したりして、評価をします。
保育園 口コミを検索すると、いろんな口コミサイトがでてきます。
しかし、多くは登録したりしないと口コミが見ることができません。
でも、第三者評価サービスは登録不要!
誰でも調査結果・評価にアクセスできます。
各保育園に対して、第三者が評価してくれるから、情報操作の心配もなく安心だね。
第三者評価サービスは、各保育園を専門機関が調査し、誰でも調査結果を見ることができる
第三者評価サービスを使うと、気になる保育園の客観的な評価・口コミがわかる
第三者評価サービスの目的
このサービスの主な目的は、保育園運営側の保育事業の透明性の確保と利用者側の保育サービスの選択にあります。
・保育園運営者が問題点を把握し、サービスの質の向上支援
・利用者のサービスの選択のための情報提供
“利用者のサービスの選択” につながるように、第三者評価サービスは存在しています。
このサービスを使わない手はありません。
各保育園のHPの情報や、保育園見学だけでは足りない点を補うこともできます。
第三者評価サービスの使い方
基本的にはWAM NETから、各保育園を検索することができます。
WAM NETは、独立行政法人 福祉医療機構が運営する、福祉・保健・医療の総合情報サイトです。
ただし、東京都・石川県・富山県は、各自治体の推進組織のページから見る必要があります。
WAM NET
WAM NETボタンをクリックすると、3つの検索方法がでてきます。
- 施設名で検索
- 福祉サービスで検索
- 事業所番号で検索
①施設名で検索する場合
気になる施設名を検索します。
②福祉サービスで検索する場合
子ども (障害児) をクリック
- 保育園
- 保育所型認定こども園
- 家庭的保育事業
- 小規模保育事業
などから気になるものをクリック
例: 千葉県
例: 市川市
例: グローバルキッズ南行徳園
東京都
- 認可保育所
- 認証保育所
- 認可外保育所 etc
例: 世田谷区
例: マリア保育園
評価報告書の内容
調査結果の報告書には、以下の内容が記載されています。
- 評価機関
- 保育園基本情報
- 保育サービス内容 (定員・利用時間・保育内容など)
- 職員体制 (常勤職員・有資格者の人数など)
- サービス利用の情報 (申し込み方法・保育料など)
- 保育理念・特徴・PR
- 第三者評価総合コメント
- 項目別評価コメント
例えば、先ほど調べた保育園の報告書はこんな感じです。→グローバルキッズ南行徳園の調査報告書
チェックすべきポイント
保育園の安全性を確認するためにチェックすべきポイントは2つ。
その1つは、職員体制です。
・保育の有資格者 “保育士” が多いか
専門職員のうち保育士の割合を確認します。
なぜ、保育士の割合をチェックするのか。
それは、過去に死亡事故が起こった施設は、有資格者の数が少ないまたは、いない場合が多いからです。
死亡事故が起こった施設への自治体の過去の立入調査の結果報告書を見ると、保育士などの有資格者数が少ない、またはいないなどの私的が繰り返されているケースがままあります。
書籍 “子どもがすくすく育つ幼稚園・保育園”
ちなみに、この”子どもがすくすく育つ幼稚園・保育園”は、保育園や幼稚園を悩んでいる方に、ぜひ読んでほしい1冊です。(SNSにはあまりおすすめされていないけれど…)
チェックポイント2つ目は、項目別コメント。
・項目別コメントのコメントを読み込む
特に、項目別コメントはボリュームがあるため、気になる保育園の特徴を知ることができたり、現状を把握することができます。利用者にとってはマイナスになることも記載されているので、熟読するのがおすすめ。
保育園の運営が反映されています。
なかでも、最後の方にある以下3つの項目は、安全性に直結するため要チェック!
・環境及び衛生管理は適切に行われている
・事故発生時及び事故防止対策は適切に行われている
・事故発生時及び事故防止対策は適切に行われている
比較表を作ってみる
気になる保育園の評価を調べたら、エクセルやスプレッドシートで比較表を作ってみてください。
各項目でどのようなコメントがあるのか比較でき、より一層その保育園の特徴をつかむことができます。
東京都は項目別評価に点数がついているので、横並びにしたときに著しく点数が低い場合は注意が必要です。
エクセルは得意ではないですが、こんな感じでスプレッドシートにまとめていました。
まとめ
保育園選びにおいて重要な安全性のチェックポイントや、第三者である専門機関が保育園を評価する第三者評価サービスの紹介でした。
少しでも皆様のお役に立てますように。
保育園の安全性のその他のチェックポイントを知りたい方は、ぜひこの本を読んでみてください。